内臓小僧の奮闘記

理学療法士が内臓の知識を深め、治療の考え方やおすすめの運動を紹介します! 【保有資格】理学療法士、内臓ストレッチインストラクター、ピラティスインストラクター

冷え性の方必見!内臓ストレッチインストラクターが教える内臓の循環を高める方法について。

 

<目次>

 

はじめに

最近急に気温が下がりはじめて就寝時や早朝に寒さを感じるようになりましたね。私自身ももともと冷え性で手先などがすごく冷たいことがよくありました。

 

ですが、理学療法士という仕事に就くことで自分の身体にも目を向けるようになり、今では患者さんから温かい手だねとよくいわれるようになりました。

 

そこで今回は私がよく自分自身に行う身体を温めるための内臓ストレッチの方法についてお伝えしたいと思います。 

私が冷え性だったときによくしていた行動

  • お風呂から出てすぐに靴下を履いたりしていませんか
  • 朝ご飯を食べずに仕事に行くことはありませんか
  • シャワーだけでお風呂を済ませていませんか
  • 出かけるときに二重に靴下を履いたりしていませんか

 

このような行動パターンばかりしていると自分の身体で熱を生成することができなくなります。

 

つまり、体温がなかなか上がらないことで冷え性になりやすいリスクが高くなってしまうことにつながります。 

身体を温めるのに重要な部位ってどこ

人間は常に代謝というものを行いながら生きています。皆さんがよく耳にするのが基礎代謝という言葉だと思います。

 

人間は食べ物を食べて取り込んだエネルギーをそのまま利用することはできません。このエネルギーは一度肝臓によって身体で利用できる形に変換される必要があります。

この過程を「代謝」といいます。

 

なので体温を高めるための代謝に最も関わりがあるのが肝臓になります。

 

代謝がしっかりできる身体というのは取り込んだエネルギーをしっかり自分のものとして利用できているということになります。

 

そのため、身体が温かい人はエネルギーを効率よく利用できている人だということです。

 

私が身体が温まることで感じた身体の変化

  • 一日中手足が暖かくなる
  • 快便になる
  • 風邪をひきにくくなる
  • 快眠になる

肝臓と腸の関係性

先程肝臓は代謝によって体内に取り込んだエネルギーを使えるエネルギーに変える力があるということをお伝えしました。

 

ですが、ここで1つ意識して欲しいのがそもそも身体の中で食べたものの栄養素を消化・吸収する臓器はどこかということです。

 

この消化・吸収がしっかりできないと代謝に必要なエネルギーを確保することができません。ですから、消化・吸収能力を高めることは体温を上げるために必要不可欠なことなのです。

 

だいぶ話を伸ばしてしまいましたが、消化・吸収に最も働く部位は実は「小腸」になります。

 

そこで今回は身体のどこに肝臓と小腸があるのかを分かりやすくお伝えしたいと思います。

小腸のあるポイント

小腸の場所を見つけるポイントをお伝えします。

小腸をみつけるときに役に立つ目印は

  1. 腹直筋
  2. 上前腸骨棘

の2つになります。

 

まず腹直筋はカッコいいお腹代表でシックスパックを作る筋肉になります。

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仰向けになった状態で頭をすこし持ち上げてみましょう。するとお腹に腹直筋が浮き上がってくると思います。

小腸の幅はこの腹直筋の横幅の内側になります。

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上前腸骨棘は骨盤の一部になります。

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まず図のに掌を当ててみましょう。すると掌に突起のようなものが当たるかと思います。

これが上前腸骨棘になります。

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小腸の下側は左右の上前腸骨棘を結んだ線の上にあります。

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 なのでこの腹直筋の外側と上前腸骨棘で区切られたスペースをイメージして触ることによって小腸のおおまかな位置を知ることができます。

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肝臓のあるポイント

肝臓をみつけるときに目印になるのが右の第7一11肋骨になります。

イメージでいうと下の図で示した赤い線で囲まれた部分に肝臓があります。

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肝臓のあるポイントについてはこちらの記事に詳しく書いてありますのでぜひご覧ください。

www.naizo-kozo.com

冷え性改善のための内臓ストレッチ 

今回は身体の代謝を高めるための内臓ストレッチの方法をご紹介します。

小腸ストレッチ

まず仰向けになり膝を立てます。

 

その状態で先程小腸の見つけ方をお伝えしたと思いますので、その位置に手を置き掌でお腹をつまみます。すると皮膚を介して小腸も掴むことができます。

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この状態で両足を外に倒したり、片脚を持ち上げたりします。すると掌でつまんだ部分が動くのがわかると思います。これを左右交互に10回ずつ行ってみてください。

 

この時のポイントは足を動かす際にお腹のつまんだ圧を終始緩まさずに掌の中で捻じりを作るようにすると小腸がよく動きます。

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肝臓ストレッチ

肝臓ストレッチの方法も小腸のつまむ位置を変えるだけですのでぜひ試してみてください。

 

まず仰向けになり膝を立てます。この状態で右の肋骨の下に手を押し込みながら引っかけます。すると手が肝臓の下側に入る形になります。

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この状態で小腸のときと同様に両足を左右に倒したり、片脚を持ち上げてみてください。

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身体の変化を感じよう

この紹介したストレッチを就寝前や入浴後に実施してみてください。毎日必ず行うようにしましょう。

 

私はこのストレッチをやることで冷え性が大幅に改善しました。

 

普段から

  • 冷え性がある
  • 便秘気味
  • 睡眠が浅い

などの症状がある方はぜひ試してみてください。

最後に

皆さんいかがでしたか。よく雑誌などでストレッチや筋トレのやり方を掲載しているものを見かけますが、一番大切なのは自分の身体がどうなっていて、どこに焦点を当ててエクササイズをしているのかを理解することです。

 

その中でも特に内臓の位置というのはなかなかイメージしづらいものです。ですが、身体を温めるためには内臓機能を高めることが必要不可欠です。

 

今回はそのために重要な肝臓と小腸についてお伝えしました。この記事を読んでどこに内臓があるのか理解してもらえたら幸いです。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。